下は、暑いらしいけど。。。
2006-06-28
麓では30℃もある日が続いているらしいのに、山の上はそうでもないのです。気温はなかなか10℃以上になりません。
上の写真は、朝日岳山頂から水平道の分岐地点を目指して下っているところです。
まだまだ、かなり雪が残っています。
少し左寄りに見える山は、赤男山。
そして、中央に山容の一部が見えているのは、雪倉岳。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060628b.html
2006-06-28
麓では30℃もある日が続いているらしいのに、山の上はそうでもないのです。気温はなかなか10℃以上になりません。
上の写真は、朝日岳山頂から水平道の分岐地点を目指して下っているところです。
まだまだ、かなり雪が残っています。
少し左寄りに見える山は、赤男山。
そして、中央に山容の一部が見えているのは、雪倉岳。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060628b.html
2006-06-28
例年もそうなのですが、水平道は、現時点で「通行止め」としています。
途中、かなり急な斜面もありますし、もうしばらくすると「踏み抜き」を注意しなければいけない箇所も出てきますので、水平道全体の安全が確認されるまで通行はできません。
今のところの状況では、多分7月中旬までは、山頂廻りの登山道を通って頂くことになります。
何時から通行が可能になるか、お問い合わせは朝日小屋にご連絡ください。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060628c.html
2006-06-28
今日は、アルバイトのみんなで、今年の夕食のメニューの“試作”をしました。
長期のアルバイトは、初めての子たちが殆どなので、私も加わって「本気で」作ってみました。
朝日小屋は、お客様のお食事のメニューに気を遣います。
『疲れていても食べれる食事』、そして『次の日、元気に目的地まで歩いてもらえる食事』…
「美味しかったょ!」と言って頂けるのが嬉しくて、若いアルバイトの子たちが一生懸命作ってくれています。
今年は、メニューを少し変更しました。
朝日小屋の“ウリ”としている『肉じゃが』は、そのままです。
今まで作っていた「スパゲッティと生野菜のサラダ」を止めて、『長いものサラダ』に。土佐酢をかけると、とても美味です。
野菜の天ぷらを何種類もたくさん出していたのですが、それを少し減らして『○○の蒲焼』を作りました。女の子たちが“秘伝のタレ”を作って、美味しく味付けしてくれました。
実は、これは亡父の代の時に、私と父で作っていたメニューを“復活!”させたのです。
それから、『お刺身』。これは、これから朝日小屋のもうひとつの“ウリ”にしたいと思っています。
「山で刺身なんて、邪道じゃないの!?」…そんな声も聞こえてきそうですが。
いいえ、『昆布〆めのお刺身』は、富山の名産品です。
秋になってお客様が少なくなって、「秋メニュー」になってこのお刺身をお出しすると、お客様は大喜びされるのです。
そんなに喜んでもらえるメニューだったら、夏のお客様にも、と考えました。
今年も、朝日小屋は、ガンバリマス!!
ぜひ、おいで下さい。お待ちしています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060628d.html
2006-06-29
今日は、蓮華温泉方面を「花園三角点」まで、登山道の点検とマーキングに出掛けました。
上の写真は、「吹き上げのコル」から「八兵衛平」付近を俯瞰したものです。
雪は、未だたっぷりあります。
水平道もそうでしたが、やはり例年に比べて10日〜2週間前後は雪融けが遅いような気がします。
途中、アイゼンやピッケルが必要な箇所もあります。
雪渓が切れ始めている場所もあり、油断は出来ません。
“ベンガラ”でのマーキングも所々してはありますが、ガスった場合等などのことを考えると、地図やコンパスは必携です。
くれぐれも、今の時期の登山に見合った装備と技術、余裕を持った計画での入山をお願いします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060629a.html
2006-06-29
水平道については、未だマーキングをしていません。
通行禁止にしていることもありますが、これからどんどん雪の状況が変化しますので、もうしばらく後にマーキングを行うという判断です。
蓮華温泉方面については、ガスった場合に一番迷いやすい場所を中心に、マーキングをしてきました。
しかし、「八兵衛平」付近では、木道の上にそのままベンガラを撒いたのではあまりに斜面が急になるため、安全を考慮して幾分高巻き気味にマーキングしてあります(現時点)。
マーキングは、いざという時には頼りになりますが、まだまだ残雪の多いこのような時期に入山される場合には、適格なルート判断が出来るような実力が必要となります。
小屋としては、何度も登山道の確認に出掛けてマーキングも行いますが、必ずしも「登山道通り」になっていない場合もありますが、その時々に状況判断をし、安全を考慮しての策となりますので、ご了解願います。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060630a.html
2006-06-29
この朝日岳一帯、そして蓮華温泉周辺は、北アルプスの中でも名だたる豪雪地帯で知られています。
朝日岳周辺では、湿原や水量豊富な沢がいたるところにあります。登山道を歩いていても、小沢が横切っていたり、場所によっては少しぬかるむような所もあります。
でもその『水』の豊富さが、この朝日岳周辺を「お花の宝庫」に導いてくれているのだと思います。
そして雪の多さ。これも高山植物には、大きな恵みとなっているのでしょう。
上の写真は、「五輪の森」の中です。右上奥には、登山道が確認されます。現在は、かなり危険な様子になっていますので、通行には注意が必要です。
今、山は、その眠りから覚めようと動いています。一斉に夏の姿になるには、今しばらく時間が掛かるかもしれませんが、変化は急激に訪れます。
夏は、きっともうすぐです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060630b.html
2006-06-30
昨年も婦人科の手術をして、皆さんにご迷惑やらご心配をお掛けし、もう「手術から○○」とか書くことはないだろうと思っていたのですが。。。
5月28日の右足骨折から1ヶ月、5月30日の手術からも1ヶ月が経過しました。
お陰様で、順調に回復しています。
現在、右足への加重は20キロ。来週火曜日からは、予定通りいけば、体重の半分以上の30キロ加重になるはずです。
結構調子が良いので、今日主治医のY先生に「先生、まるで松葉杖ナシでも歩けそうです!」と、半ば冗談半ば本気で言ったところ、「いや、未だもう少しやめておいてくださいネ!」としっかり釘を刺されました。
もちろん、当たり前ですね。調子に乗りすぎると、ロクなことがありません。ここは、未だ慎重に慎重に…。
昨日は午前中お天気が良かったので、ソロソロと小屋の前の雪の上に乗ってみました。
未だ木道の上などは、滑りやすそうでちょっと恐いです。
…早く歩きたいです。走ってみたい。
…そして山を歩きたいです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060630c.html
2006-06-30
今日は北又から、登山者の方がお一人いらっしゃいました。
先週末のシュンちゃんたちを除けば、今シーズン初のお客様です。
静岡県から夜通し運転して来られたそうで、しかも、小川温泉元湯から自転車で北又小屋まで。(林道は、7月8日にならないとタクシーも通行出来ませんので)
夕日ヶ原から前朝日岳の巻き道への入り口付近で、少しルートを見失われたようですが(午後から雨が強くなって、濃いガスでした)、無事に朝日小屋に到着されました。
今夜は、アルバイトのみんなも一緒に湯豆腐の鍋を囲みました。
いよいよ、今シーズンの始まりです。
気持ちが引き締まる思いです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/06/d20060630d.html