北アルプス 朝日小屋

朝日小屋 TEL 080-2962-4639(衛星電話)
北又小屋 TEL 0765-84-8809
開設期間外 朝日小屋連絡所
 〒939-0711 富山県下新川郡朝日町笹川 清水ゆかり
 TEL & FAX 0765-83-2318

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今年は、生り物(なりもの)が大豊作!!

2008-09-06

今年は、あちこちで「ベニバナイチゴ」が、大豊作!!  山頂までの道での画像

今年は、あちこちで「ベニバナイチゴ」が、大豊作!!  山頂までの道で

 とにかく「ベニバナイチゴ」、ビックリするくらいの大豊作です。何処の道を歩いても、たわわに赤い実を付けています。

 また、それがとっても美味しい!!

 それから、クロマメの実も、早くも豊作の予感。いわゆる、ブルーベリーです。
 この朝日小屋周辺の、登山道の脇にも、たくさん実っています。

 今年は、生り物(なりもの)が大豊作なのではないでしょうか。乞うご期待!!

夕焼け

2008-09-08

今日の夕焼け  富山湾の海岸線がくっきりの画像

今日の夕焼け  富山湾の海岸線がくっきり

 久し振りのすっきりとした青空が、夕方に広がった。

 明日からの好天を予感させるような、星空も。

 秋晴れが続きますように。

初霜

2008-09-09

霜が付いて、チングルマ  今朝の朝日平にて  の画像

霜が付いて、チングルマ  今朝の朝日平にて  

 くっきりと晴れ上がった、今日の空。

 今朝の最低気温は、4℃。

 「もしかしたら、初氷…」と思っていましたが、“放射冷却現象”もそこまでではなかったようです。

 しかし今朝の朝日平周辺では、初霜が降りました。

 赤く色付くには少し早い、未だ緑色をしたチングルマの葉に、うっすらと真っ白い霜が付いて、とても綺麗…。

 「稚児車」が名前の由来のように、形の良いチングルマの穂にまで霜が付いていました。
 
 未だ陽の当らない時間帯、早朝の肌寒さの中で静かな流れを感じていました。

 9月、初秋の頃…。

環境省の方々と

2008-09-09

朝日岳山頂から  新潟県側の山々を眺めるの画像

朝日岳山頂から  新潟県側の山々を眺める

 山小屋組合の研修登山で常念岳へ行く予定を急遽キャンセルしたのは、実は環境省の方々が視察に来られることになったからです。

 昨日は、昨年今年と整備して頂いた「栂海新道」を黒岩山まで視察。これにはミゾテが同行しました。

 今日は、朝日小屋から朝日岳山頂経由で、ぐるっと水平道を一周視察して来られましたが、今日は私が同行させて頂きました。

 6日にも、富山県庁や関係者の皆さんと同じコースを歩いていますが、今日は一日中爽やかな秋晴れに恵まれて、最高の「視察日和」(!?)。

 上の写真は、今日の朝日岳山頂からの眺望です。
 
 雨飾山や焼山、火打山、戸隠山、黒姫山、妙高山等などが一望できました。

 見慣れている白馬岳や剱岳、そして遠く白山までもくっきりと見ることが出来ました。

 お天気に恵まれれば、こんな初秋の山歩きはホントに最高ですね!!

  
 

花、花、花…

2008-09-09

カライトソウ  朝日岳山頂直下の登山道にての画像

カライトソウ  朝日岳山頂直下の登山道にて

 ここしばらく不安定な天候が続いて、カライトソウなどは雨にも打たれて、ちょっぴり“しょんぼり”とした状態かなって思っていましたが…。

 昨日今日と続いた青空と秋の風で、お花たちも一気に元気を取り戻したようです。

 上の写真は、朝日岳の山頂から水平道の分岐点に向けて下りかけた登山道で。

 私は子どもの頃からずっとこのカライトソウを見てきているので、珍しくも思っていなかったのですが、登山者の皆さんは口々に「こんなにカライトソウがたくさん、しかも綺麗に咲いている山は、見たことがないですょ!」などと仰って下さいます。

 白、赤、ピンク、黄色、紫……
 朝日岳の周辺は、色とりどりの花、花、花たちで、とても賑わっています。

 この週末の連休は、どうやらお天気も安定しているようです。
 お花たちに逢いに、ぜひ、お出掛けくださいませ。

無題

2008-09-09

今日の夕焼け   「バンザイの丘」から眺めるの画像

今日の夕焼け   「バンザイの丘」から眺める

 今日の夕焼けは、綺麗でした。

 室堂のSさんから、太陽が沈む時間帯に電話が掛かって来ました。

 「ゆかりちゃん、すごく綺麗な夕焼けだね。見てる!?」

 綺麗な夕焼けでした。

 「明日も、ガンバロウッと!!」
 そんな気持ちになります。

今日のヘリコプター

2008-09-11

真っ青な空に、真っ白な機体が眩しいの画像

真っ青な空に、真っ白な機体が眩しい

 今日は、朝一番からヘリコプターが飛来しました。

 でも、小屋の荷揚げではなく、遭難救助でもなく。

 でも、もちろん所定の許可を受けた飛行です。
 
 ちゃんとした、「用事…(!?)」で。

 真っ青な空に、真っ白な機体が眩しく輝いていました。

 

カライトソウも、ユキクラトウウチソウも、そしてタカネトウウチソウも

2008-09-11

満開の、タカネトウウチソウ  小桜ヶ原で  08.9.9の画像

満開の、タカネトウウチソウ  小桜ヶ原で  08.9.9

 とても色鮮やかなピンク色をした、カライトソウ。
 朝日岳周辺には、とても多く群生しています。花穂の先端から咲き始めるのが、その特徴です。

 花穂の下(基部)から咲くのは、ユキクラトウウチソウ。
 白馬連峰の「雪倉岳」の名が付けられた花として、有名です。
 カライトソウとタカネトウウチソウとの雑種、と考えられているそうです。

 そして白い雄しべが目立つ、タカネトウウチソウ。

 今朝日岳周辺では、バラ科のこの3種が競って咲いています。とても賑やかで、私たちの目を楽しませてくれています。