朝日平
2010-10-01
朝日平の様子を、少しだけ。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101001a.html
2010-10-01
朝日平の様子を、少しだけ。
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2010-10-02
ネパール・ヒマラヤ山脈にある世界第7位の高峰ダウラギリ1峰(8,167m)で、先月28日雪崩が発生し、日本人登山家3名が巻き込まれ行方不明となっています。
その中の1人は、富山県朝日町在住の山本季生(やまもととしお)君。
彼とは、黒部峡谷にある阿曽原温泉小屋の佐々木泉さんを通じて知り合いましたが、現在は朝日小屋連絡所から徒歩5分程のご近所に住んでいて、親しくお付き合いをする間柄です。
2007年には、「栂海新道」の登山道整備の仕事に来てくれて、朝日小屋に何日も滞在しました。
また昨年からは、朝日小屋の小屋開けにも参加して手伝ってくれています。
山本君の奥さん・さとみさんは、昨年朝日小屋にもアルバイトに来てくれていた“すずちゃん”(山仲間での通り名)。
29日“すずちゃん”からの連絡で事故の報を知ってから、朝日小屋では、ずっと山本君の無事を祈っています。
山本君の安否を気遣い、また“すずちゃん”のことを心配して下さる皆さん、そして私のことまでどうしているかと思って下さる方々、本当にいろいろ有難うございます。
現在も、奥さんのさとみさん=“すずちゃん”とは、連絡を取り合っております。
彼女は、山本君のことを思いつつ、気丈に頑張っています。
遠く離れたネパールの高峰での事故ですので、何ひとつお手伝いも出来ないのが歯がゆいばかりですが、また何か皆様のお力をお借りしなければいけない時には、どうぞよろしくお願い致します。
朝日小屋から、山本季生君へ
山本君、また来年も小屋開けを手伝いに来て下さいよ。
頼りにしていますから。
待っていますから、ね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101002a.html
2010-10-03
朝日岳周辺の、3日現在の紅葉の様子です。
先月末の初霜以降は、それ程急激な気温の低下は見られず、紅葉はゆっくりとした進度で徐々に標高を下げつつあります。
蓮華温泉方面は、今日現在、「吹き上げのコル」辺りの斜面が、紅葉がとてもきれいだという情報。
周辺では、標高2,000m前後の付近で紅葉が見頃を迎えているようです。
チングルマの草紅葉は、今年も見事です。
今度の3連休には、白馬岳から、蓮華温泉から、北又から、そして栂海新道へと、どのコースを取られても、どこかで必ず紅葉の見頃に当るのではないでしょうか。
今週末は、雨の予報も出ていないので、楽しみですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101003a.html
2010-10-03
今夜(3日夜)も、山本季生(としお)君の奥さん・さとみさん(=すずちゃん)から電話がありました。
2日の動き、3日現在のこと、近々の予定や今後のことなど、報告もありました。
本人は、ご心配下さっているお一人お一人とお話もしなければいけないと考えてもいますが、時間の制約や諸々のこと、それから報道機関からの取材攻勢などがある関係で、連絡もごく一部に限られているようです。
阿曽原温泉小屋、朝日小屋、そして一部の関係者とは連絡も取り合っておりますので、ご安心下さい。
彼女は、大勢の皆様からの励ましを受け、頑張っております。
明日以降、また皆様にご報告させて頂く件もありますが、私だけの判断では出来かねることが多いので、今夜はここまでとさせて下さい。
今度とも、山本君のこと、すずちゃんのこと、お願い致します。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101003b.html
2010-10-05
今朝の朝刊各紙で既報のように、山本季生君の奥さん・さとみさん(すずちゃん)ですが、昨晩(4日)遅く関西空港入りし、5日早朝の便でネパール・カトマンズに向かいました。
何しろ遭難者の家族をはじめ関係者は、とにかく報道各社への対応が大変なこともあり、私も諸々知るところもありますが、あまりこのHP上でもしばらくは皆様方への情報の開示は、慎重に行いたいと思いますので、よろしくお願い致します。
なお現在、「山本季生君の救助・捜索に関わる、カンパご協力のお願い」という件で、関係者で話し合いを進めており、早ければ今日明日にも、皆様にお願いをしなければという段取りを取っております。
近々に、阿曽原温泉小屋及び朝日小屋のHPに掲載の予定がありますので、どうぞよろしくお願い致します。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101005a.html
2010-10-05
本日、関係者により「山本季生君を救援する会」を立ち上げ、皆様方に『山本季生君の救助・捜索活動に関わる、カンパご協力のお願い』をさせて頂くことになりました。
一昨日から各方面の方々と内容を検討し、昨日ほぼ一日掛かって文書を仕上げました。
(文責・清水)
私たちの気持ちが皆様に上手く伝わるかどうか心配しつつ、とにかく精一杯の思いを込めてのお願いをさせて頂いたつもりです。
遠いネパール・ダウラギリで、山本君も頑張っているはずです。
今日カトマンズ入りしたすずちゃんも、同じく頑張っているはずです。
私たちは、私たちに出来ることをして、二人を応援していきたいと考えています。
詳細については、阿曽原温泉小屋と朝日小屋の各々HPにあるページにて、ご確認をお願い致します。
どうぞ、皆様方のご協力をよろしくお願い致します。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101005b.html
2010-10-06
山本季生君のダウラギリでの遭難の一報があってから、1週間。
めまぐるしく、ただただ時間が過ぎていった。
今は、私たちの出来る限りのことをして、彼の帰りを待つばかり。
そして、朝日小屋の今シーズン終了と、小屋閉め下山まで、ちょうどあと1週間。
山本君のことが頭から離れず、仕事をするには辛い環境にあるが、それでも「小屋閉め」というひとつの区切りに向かって、小屋スタッフ共々毎日の作業を粛々と進めている。
小屋周りの紅葉も、日に日に深みを増していく。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101006a.html
2010-10-06
思いもかけないプレゼントが届いた。
もちろん宅急便でなく、ボッカで。
担いで来たのは、あいつ。
あいつ、しかいないでしょう。
今年のアルバイトのみんな、元・アルバイトやグリーンパトのみんな、朝日小屋に通ってくれる若い子たち、そして娘たち。
それぞれ連絡を取り合って、お金を出し合って。
本当に、有難う。
いつも怒られてばかりだったはず、なのに。
大切に使わせてもらいますね。
朝日小屋で、来年から見られます。もちろんお客様も。楽しみにしていて下さい。
本当に、有難う。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101006c.html