まだまだ雪が残って
2004-05-08
北陸地方の奥深い山の中では、春はもう少し足踏みもしているようですね。
でも、周りでは山菜が芽を吹き始め、樹々は日に日に緑を増していきます。
雪融けも、この後は一気に進むはずです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/05/d20040510b.html
2004-05-08
北陸地方の奥深い山の中では、春はもう少し足踏みもしているようですね。
でも、周りでは山菜が芽を吹き始め、樹々は日に日に緑を増していきます。
雪融けも、この後は一気に進むはずです。
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2004-05-09
4日は雨で“沈殿”しましたが、曇り空に小雨が降った程度だった5日は恵振山の5合目まで行って来ました。
昨年7合目まで行ったのは5月20日でしたが、今年は雪融けが早そうだというので、それより2週間早く登ってみたのです。
今年の残雪は、5合目辺りでも昨年より少なめだったと思います。
しかし、不思議なことに雪の量に比べてブナの芽吹きは遅く、新緑はそれ程ではなくて、5合目のブナは未だ冬の衣を被ったままのようでした。
これは、4月末に2度も冬型の気圧配置になって寒波に見舞われた影響があるのではないかと思われます。春の仕度をしていた樹々たちも、あんなに寒い思いをしてもう一度冬の衣を纏い直したようですね。
3合目辺りまでは、芽吹いたばかりの緑が濃い靄のなかにも鮮やかでした。
手付かずのブナの林には、まるで「森の精」が住んでいるようでした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/05/d20040510c.html
2004-05-09
シーズンに入る前に、こうやって自分の山を歩くのは、本当にいいものです。
もちろん、登山道の様子を見たり点検したり、危険箇所のチェックもありますが、その時々の『山』の様子に触れられるのが、今の私にはとても幸せなことです。
静かに、山を歩く…。
とても、気持ちが落ち着きます。
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2004-05-09
恵振山5合目では、ブナの芽吹きは未だ始まったばかりで、その緑もまばらでした。
夏の間、5合目のど真ん中にでーんと聳えて、涼しさを感じさせてくれるブナの大木たちも、未だ葉を広げていないので、何だかいつもよりずっと細く感じられました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/05/d20040510e.html
2004-05-10
昨日の日曜日は、「母の日」でしたね。
私も娘たちからそれぞれプレゼントをもらいました。
いつもは仲が良いのか悪いのか全く分からない(!?)一卵性双生児の二女・三女も、この連休中に実家で顔を合わせた時に話し合ったのか二人の連名で洋服をプレゼントしてくれたり、末娘からも靴下などもらいました。
私には男の兄弟もいませんし、子どもたちも娘ばかり4人で、男性が母親に抱く感情は全く分からないのですが、歳を重ねると女同士はいいなぁってつくづく思っています。
新年度が始まってひと月。
娘たちはそれぞれ新しい生活を踏み出していて、母は安心して「山の上」に行けそうです。
長女は、町内の特別養護老人ホームに介護職員として勤め始めました。細かい交代勤務があり夜勤も入って大変だとは思いますが、彼女なりに楽しく頑張っているようです。狭い町なので顔見知りの老人の方も多く、張り切っています。
二女・三女は、6月に二十歳になります。
二女は、この12日に念願の「戴帽式」を迎えます。いよいよこれから、看護の専門知識を身に付けるべく厳しい勉学と実践の道のりが待っているとは思いますが、困難に負けずに頑張ってほしいと思っています。
三女は四年制大学の短期大学部に通っているのですが、大学受験の時には“失敗”しましたので、どうやら来年は思うところへの編入を目指して動き出そうとしているようです。夏休みには山へも手伝いに来てもらいたいのですが、今のところ受験勉強を優先させなければいけないかもしれませんネ。
志望高校に合格した末娘は、毎日早朝5時40分には家を出て、5時53分発の電車に乗って学校へ通っています。朝7時過ぎには学校へ着いてレッスン室でピアノの練習をして、夜は夜で“途中下車”してマリンバの先生の教室に寄って毎日欠かさず練習。家ではまさに「寝るだけ」の生活が続いていますが、毎日とてもとても楽しそうです。
母は頑張らなくてはいけない、といつも自分に言い聞かせています。
「…されど、母は強し」です
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/05/d20040510f.html
2004-05-11
今シーズンの朝日岳の山開き登山会は、6月26日(土)〜27日(日)の1泊2日の日程で開かれます。
連休明けの6日から、朝日町役場まちづくり振興課(町観光協会事務局)で受付が始まっています。
今日の正午現在の申し込みは、定員80名に対してまだまだ余裕があるという状況だそうです。
この後、14日(金)まで申し込みを受付けるということですので、山開きにぜひ参加してみたいと思われる方がいらっしゃいましたら、役場担当課までお申し込み下さい。
参加年齢や参加費用など、詳しいことは担当にお尋ねください。
私は、明日(12日)は松本へ出掛けます。
日記はお休みさせて頂きます。よろしくお願いします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/05/d20040511a.html
2004-05-13
12日に松本の看護学校で行われた、二女・はるかの戴帽式に出掛けて来ました。
1年前の入学式からこの日を心待ちにしていた母は、やっぱり嬉しかったです。
厳粛な雰囲気の中、執り行われた戴帽式。
白衣に身を包み、ナースキャップを被せてもらった娘。
キャンドルサービスと、ナイチンゲール誓詞の朗読。
これから歩むであろう、長い看護の道のりの第一歩を踏み出した若い力に、声援を送り続けたいと思います。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2004/05/d20040516a.html
2004-05-14
いきなり、“強烈な画像”でゴメンなさい!!(苦笑)
左 21日からマッキンリーへ遠征する、谷口和幸隊員
中 異動で大沢野署勤務となった、古崎富裕分隊長
右 今春から入善署勤務となった、平野正樹分隊長
右端手前は、一体誰でしょう!?
「ぜひ、この“後頭部”だけでも載せてほしい!!」
。。。
13日、なかなか日程が取れなかった朝日岳方面遭対協主催の「古崎分隊長の送別会」「平野分隊長の歓迎会」「谷口隊員の壮行会」が、町内某所で行なわれました。
古崎分隊長には、5年の長い間にわたって、朝日岳方面の遭難事故防止や安全対策と、現場出動に尽力活躍して頂きました。本当に有り難うございました。大沢野署でもますますその力を発揮されることを願っております。
平野分隊長には、これまで上市署・大沢野署で山岳遭難に関わってこられましたが、今回の入善署勤務では、朝日岳方面の山岳警備に分隊長としての実力を遺憾なく発揮されると期待しております。よろしくお願いいたします。
谷口隊員にあっては、今回のマッキンリー遠征に5名の少数精鋭の隊員の一員として選ばれ、記録係として帯同されることとなっています。その若さと粘り強い精神力をもって、ぜひ登頂に成功され、無事に帰国されることを、朝日岳方面遭対協の隊員全員が願っております。
3名の富山県警山岳警備隊の皆さんの、今後ますますのご活躍と、厳しい山岳警備の中での安全をお祈りいたします。
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