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温かい心遣いが、とっても嬉しかった…
2006-02-09
「赤岳天望荘」の小屋番さん、お名前聞くのを忘れてしまいました! 06.2.4
八ヶ岳の赤岳に登頂してからの下山途中、「赤岳天望荘」に立ち寄りました。
「天望荘」に着いたのは、ちょうどお昼近く。同行者全員が寒風吹き荒ぶ山頂で行動食を口にしていたので、「天望荘」前では休憩にあまり時間を取るつもりはありませんでした。
でも、私がトイレに行きたくなってしまって(苦笑)。
…男性と違って、かなりタイヘンなのです、女性の場合。まして、“ハーネス”着けていたりすると、ホント…
待っているから行って来てもいいですょ、と言われたのですが、アイゼンを外さなくてはいけないことに気付いてちょっと躊躇していました。
そしたら、中から小屋番さんが(最初は、オーナーさんかと思いましたが)顔を出され、声を掛けて下さいました。
『お〜い、中に入って休めばいいょ!
“休憩料”なんてことは、言わないから!!
長野の山は、寒いよ!!!』
そんなとっても温かい言葉に誘われて、中に入れて頂きました。
「メニューには無いけど、特別に」と、カップラーメンをお安く分けてもらいました。
アツアツのお茶も、入れて頂きました。
( 決して、どこそこの山小屋の、とか、「富山県SK会」だとバラしたわけでもありません。)
でも、すっごく優しい言葉を掛けて頂き、温かいおもてなしを受けました。
これだなぁ、って思いました…。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/02/d20060209a.html
アパート探し
2006-02-12
この日の夕食は、キムチ鍋! 「SK会」の“食当”は新人の役目 06.2.2
信州・松本で3年間看護学校に通っていた次女が、この3月に同校を卒業(予定)し、富山市内の専門学校の助産師コースに進むことになりました。
富山県の東端の朝日町から富山市内へは、毎日通学して通えないこともありませんが、年間を通じて夜間の「分娩介助実習」もあるということで、かなり“厳しい”一年間になりそうなので、松本時代に引き続き、アパート生活をすることになりました。
11日は、休日を利用して帰省した次女と一緒に、富山市内でアパート探し。
お陰様で、学校近くで早々と気に入った物件が見つかり、契約も済ませて来ました。
松本市内に居る間、何度か山の行き帰りには娘のアパートに泊まりました。よくシュラフ持参で、狭いアパートに転がり込みました。
というか、娘の所があったので、ちょうど良い具合に山に入り易く、助かったというのが本音だったでしょうか。
「お母さん、私は3月20日くらいまでウロウロと松本に居る予定だから、山へ行くなら計画すれば」などと、次女からのひと言。
「そうやねぇ…」と言いつつ、いろいろ思案中の私です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/02/d20060212a.html
連日相次ぐ、冬山での遭難・事故
2006-02-12
赤岳山頂直下にて 右下は赤岳天望荘 奥は横岳 06.2.4
先日来、八ヶ岳連峰の山で遭難や事故のニュースが相次いでいます。ちょうど自分が行って来たばかりだったので、改めて地図を広げて見直してみたりしています。
テレビや新聞の報道だけでは、詳しい入下山ルートなどは分からない部分もありますが、もしかしたら私達が通ったかもしれないルートも。
私達は、3日に赤岳登頂を狙って悪天候に阻まれ撤退し、4日に再挑戦したわけです。もし予定通り3日に赤岳山頂まで行っていれば、4日は硫黄岳や阿弥陀岳を目指していたかもしれません。
また昨日には、福島県の安達太良山で山スキーに出掛けたまま帰らないパーティーがいたり(12日夕方に無事救出)、新たに今日夕方には熊本県阿蘇山で1名が滑落したというニュースも飛び込んで来ました。
今シーズンは、12月の早くから大量の降雪がありました。
その雪は一旦かなり締まっていますが、その後の積雪が「表層雪崩」を起き易くしていますし、また寒気の合間の暖気は大規模な「全層雪崩」を誘発する恐れがあります。
まだまだ、2月中旬です。
高山でなくとも、一旦様子が変われば標高が1,000mそこそこでも、山は予想外の猛吹雪・大荒れとなることもあるでしょう。
冬山への入山は、たとえ慣れた低山でも、計画・装備などくれぐれも充分な準備を怠らないようにしたいものです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/02/d20060213a.html
歯医者に通っています!
2006-02-13
八ヶ岳の朝、行者小屋からの眺め 06.2.4
1月後半から、歯医者に通っています。
もう10回も行ったのに、未だ終わりません。あと1、2回かなと思っていますけど。
特に「虫歯」が痛んでどうしようもない、という状況ではないのです。
実は、(かなり前になるが)03年の小屋閉め直前に左の奥歯の「詰め物」が取れてしまったのか、何だか違和感を感じました。
山から下りてすぐに診てもらえば良いものを、そのまま放っておいて、04年のシーズン直前になって歯医者さんに駆け込みました。
「しばらく通って下さいネ」「え〜ッ!?、山へ行かなくてはいけないので、無理なんです。。。」
そう、歯医者さんに行ったのは、6月の小屋開け直前でした。
「仕方ないですねぇ、応急処置をしておきますから、山から下りたら必ず来て下さい」
…結局、そのまま。
で、今になってそんなことを思い出して、やっと通い始めたというわけです。
診てもらったら、「歯石も溜まっているので、それを取り除いてから」とかいうことで、右と左の、それも上と下を別々にキレイにしてからということで、結構日数がかかっています。
肝心の左奥歯の治療は、削ったり型を取ったりしながらようやく終わったのですが、あとは小さな虫歯を治療しましょうと言われています。
『歯が、命!』とは、どこかのCMだったでしょうか。
でも、山の上では虫歯ひとつだって、痛み出したら下山するわけにもいかず、やっぱりオフの間の治療は必要です。
昨年は“大病”もしました。手術もしました。
お陰様で、今は本当にとっても元気なのですが、オフの間に身体のメンテナンスはしておくべきかなぁって、思うようになりました。
今までは、ほぼ100%「気持ちの持ちよう」の方が私にとっての関心事だったのですが、これからは、“元気で明るい、ステキな山小屋管理人”で頑張れるよう、もう少し自分の身体にも気を付けるようにしていきましょう。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/02/d20060213b.html
どっかで見た顔…!?
2006-02-13
「焼きソバの仕上げは、こうやって…」と、大先輩Yさんが新人にお手本を見せる 06.2.3
今日の午前中、スーパーに買い物に行きました。
レジに並んでいると、私の前のおば様がしげしげと私の顔を覗き込んでいらっしゃいます。そして、レジのお姉さまにしきりに聞いています。
「ねぇ、この人どっかで見た顔やねェ。誰やったっけ?あんた、知らん?見たことない??」
会計を終えて品物を袋に詰めていると、やっと思い出したという風に「あ〜ン、あんたテレビに出とった人やろぅ?そうやろ??」
でも、どこの誰とか、朝日小屋の…というわけでもなく、分からないけど、とにかく何だかテレビに出ていた、というようなことでした。
失礼な、というよりもとっても可笑しくて、思わず微笑んでしまいました。
上の写真の皆さんも、最近テレビに“登場”したことがあります。
でも、多くの皆さんが1時間ちょっとの番組で目にした以上に、『彼らの現場』は厳しいものです。
その現場での“仕事”を無事スムーズにやり遂げる為に、彼等はよりハードな訓練と鍛錬を自らに課し、日々励んでいる姿があります。
またその一方で、その厳しさの裏には、人間味溢れる温かな人柄が隠れているのです。
テレビで放映された、それ以上に。
山の世界では、とっても頼りになる方々です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/02/d20060213c.html
不規則で、中途半端な毎日
2006-02-17
雪煙上がる朝日岳 06.2.14
今週は、外に出掛ける用事が毎日のように“中途半端”にあって、生活が何かかなり「細切れ」です。
加えて、「トリノオリンピック」。
先週末から始まったオリンピックは、“そういうの”が大好きな私にとっては、“LIVE”でその興奮を味わいたいという欲望との戦いの毎日となってしまいます(苦笑)。
「結果だけ、あとから確認すればいいじゃない!」と思いつつも、「夜の11時台だったら、何とか起きていられるから」とダラダラとコタツの中でのテレビ観戦となってしまいます。
また今週は、末娘が始発電車で学校へ行っているので、私の起床が早朝4時半過ぎとなっていて、何だか「寝たのやら、寝ないのやら」という日が続きました。あ〜ぁ。
その上、毎日用事があって外に出ている時間が多く、また末娘の帰宅が夜の10時になることもあり、本当にかなりボーっとしていました。
これではいけないと、この2日間程は、オリンピックも諦めてなるべく早く布団に潜り込むことにしました。
挙句、今朝は「見なくちゃ!」と思っていた男子フィギアスケートの高橋君が、『銅メダル獲得!!』という、どうやら“夢”を見たらしく、それが正夢なのかどうなのか、朝起きてもボーっとした頭では判断がつかないなど。。。
そんなこんなで、
税金が、またまた「確定申告」ならぬ、『確定せず、深刻…』となっています。
笑い事じゃないから、頑張らなくっちゃ…!!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/02/d20060217a.html
どうにかメドが…
2006-02-24
赤岳鉱泉前の“アイスキャンディー” 「富山県SK会」のメンバー 05.2.3
どうやら、やっとメドがつきました。
そう「確定申告」。
暇そうに思えた2月も、何だか次から次へと用事が。
やっぱりいつもと同じく、バタバタしてしまいました。
提出は来週になりますが、どうにかひと安心。
缶チューハイで“乾杯”でもしたい気分ですが、それは書類が私の手を離れてから、かな。
でも今夜は、“梅酒のお湯割り”でも飲もうかなぁ。
これで、日記も書けます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/02/d20060224a.html
お天気が良かったので
2006-02-25
おひなさま、温かなぬくもりが感じられる「とやま土人形」 我が家の玄関先で
お天気に恵まれた今日の土曜日、里山歩きに出掛けられた方も多いと思います。
「確定申告」の“ヤマ”も、どうにか頂上がすぐそこまで見えて「私も何処かへ!」「せめて近くを歩きたい!」とも思ってみたのですが…。
期末試験中の末娘の送迎もあったりして、どうしようか決めかねたまま朝を迎えてしまいました。
窓越しに、春を思わせる気持ちの良い陽射しが感じられます。
「さぁ、どうしようか…」
『大掃除』(ちょっと、大袈裟か)をすることにしました。(苦笑)
「事務室」としている部屋が、かなり散らかってきました。
…というか、山から下りて来て、片付けていない…
(ん!何ヶ月経ったの??)
お天気の良い日は、外に出掛けるのも大好きなのですが、本当はそんな日こそ“仕事”をするのに最適なのです。
家中を開け放して、せっせと片付けました。
とにかく、「書類」が溜まっていました。
会議の書類、業者さんからのダイレクトメール、シーズン中の“重要メモ”まで。
「後で」「この次に」と思ったりすると、どんどん溜まります。(どんどん溜まる、これがお金だったら…と苦笑い)
お陰様で、かなり片付いたと“自己満足”。
スッキリしました。
明日は、また用事を足したりして、モタモタする予定です。
上の写真は、富山に伝わる伝統工芸品の「とやま土人形」のおひなさま。
知り合いに戴いたのですが、素朴な雰囲気がステキですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2006/02/d20060225a.html