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豪華なパネルにして、飾ってもらいました!
2015-06-30
- 「栂海新道」の地質と植物を網羅した、豪華な解説パネル
さすが、大工の棟梁。
今日は、大きなパネルを作って飾ってもらいました。
「さわがに山岳会」の会長だった故小野健さんが監修して、新潟県糸魚川市のフォッサマグナミュージアムさんが、白鳥小屋・栂海新道・朝日小屋のために製作してくださいました。
アルプスと日本海を繋ぐメモリアルなルートを、いつかぜひ、歩いてみられてはいかがですか。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2015/06/d20150630a.html
今シーズンの、お土産に
2015-07-01
- 2種類・3パターンの、朝日小屋オリジナル地図が完成!
今シーズンの朝日小屋のお土産に、「オリジナル地図」が仲間入り。
納入業者のMさんと、何度も何度も打ち合わせを重ねて、お気に入りのものが出来上がりました。
朝日岳~白馬岳~蓮華温泉を結んだコースを辿るものが、1種類で2パターン。
簡易包装のものと、ザックに入れても壊れる心配のないダンボールの外包装付きの2パターン。
朝日小屋~朝日岳~犬ヶ岳~親不知を結んだ「栂海新道」を辿るものが、1種類。
どちらも、登頂・完踏記念にいかがでしょうか。
地図好きな男性陣には、好評のようです。
ちなみに、写真に写っているのは、「朝日小屋オリジナル手拭い」のお値段ですので、悪しからず。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2015/07/d20150701a.html
今日の一日
2015-07-02
- 雲海の上は、綺麗な夕焼けでした!
いよいよ明日には、今シーズン初のお客様をお迎えすることに。
小屋の中もずい分と整理され、片付いてきました。
今日は、皆で今シーズン初めて「お客様の夕食」も作ってみて、試食もしました。
自画自賛ではありますが、とても美味しかったです。
地元の食材や名物なども取り入れて、ボリューム感あり、また疲れた身体にも食べやすく工夫していますし、家庭の味を大切に翌日の山歩きの「元気の素!」になるよう、心掛けています。
お夕食の内容は、基本的に昨シーズンとほぼ同じ。
朝食とお弁当に関しては、さらにグレードアップさせたつもりです。
里では30℃近い気温だったとか、山の上は清清しいお天気で、気持ち良く過ごせた一日でした。
スタッフもみんな、頑張ってくれていて、チームワークも、どんどん上向いています。
明日は、私はお留守番しますが、スタッフは朝日岳山頂経由で、水平道分岐~小桜ヶ原~雪倉岳方面へ偵察です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2015/07/d20150702a.html
朝日小屋、今シーズンのお食事!
2015-07-04
- 夕食には、富山名物の、昆布締めのお刺身やホタルイカの沖漬けも
朝日小屋今シーズンの、お客様にお出しするお食事が整いました。
なるべく、富山の味や地元食材の美味しさも味わって頂きたく、またお母さんが作ってくれるような手作りも心掛けました。
山歩きは、体力と気力が勝負です。
疲れた身体を食事で癒し回復させ、明日また元気に歩いてもらえるように。
中高年の方にもホッとする味で、また若い方にも喜ばれるように、いろいろと工夫しました。
お夕食には、ホンのひとくちですが、食前酒の赤ワインも付いています。
- 朝食は、地元産コシヒカリがより美味しく食べれるように、またすぐにエネルギーになるように
朝食のお惣菜は、手作りの品が日によって代わります。
春に、私が笹川の里で摘んで作った、「ふきのとう味噌」も付きます。
- 食べやすい大きさのおにぎりが2個、中身は梅干とおかかのふりかけ
- 「おにぎり弁当」は、6品のおかずも充実していて、美味しくとても食べ易いと大好評!
『おにぎり弁当』は、番頭さんのトモが愛情込めて握る富山名物の「とろろ昆布のおにぎり」もあり、絶品!大好評!です。
なお、朝日小屋では基本的に、お食事はご予約になっております。
特にお弁当は、当日到着されてからの申し込みはできません。ぜひ前日までにご予約ください。
最近は、あちこちのテント場で話題になっているとかで、テント泊でお食事だけのご注文をされる方もいらっしゃいますが、こちらも前日までのご予約が必要です。
これは、行動計画とともに、食料計画をしっかり立てて頂きたいという、朝日小屋からの要望でもありますので、あしからずご了承くださいませ。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2015/07/d20150704a.html
朝日岳山頂~水平道分岐~小桜ヶ原~水平道
2015-07-04
- 雪が早く解けたところから、徐々にお花たちも咲き始めてきました! 小桜ヶ原にて
昨日、番頭さんのトモたちが、朝日岳山頂~水平道分岐~小桜ヶ原~水平道をぐるっと一周してきました。
また他2名が、雪倉岳避難小屋まで往復してきました。
雪の状態ですが、例年と比べて多い箇所、そして少ない箇所、場所によって様々でかなり差があるようですが、全体的には例年並みといったところでしょうか。
お客様の入りこみは、「海の日」連休以降に本格化しますが、登山道の様子については、このホームページで確認されるか、山行直前に朝日小屋にお問い合わせください。
今から8月上旬や下旬の雪の様子を尋ねられても、この後の梅雨空・お天気しだいで予想が付きませんので、ご理解願います。
大体の様子が知りたいということであれば、ホームページの日記の中に昨年以前毎年毎年の様子が写真で載っていますので、そちらも参考になるかと思います。
なお今しばらく、安全が確認できるまで、「水平道」は通行止めとさせて頂きますので、ご了承願います。
また7月11日には、県警山岳警備隊と朝日岳方面遭難対策協議会のメンバーが、白馬岳~朝日岳をパトロールしますので、以降情報を提供します。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2015/07/d20150704b.html
あ~、キカイが怖い!!
2015-07-04
- 小屋の周りで咲き出した、コバイケイソウ 今年は当たり年になるか!?
機械・器械は、怖い・・・の巻
元々、キカイに弱い私。
ホームページやフェイスブックにまで手を出したから、皆さん誤解しているかもしれませんが。。。
本当に、ダメなんです。
今日、ようやく落ち着いて、小屋入りしてからの朝日小屋のホームページの日記を読み返してみたら。
とんでもない所にとんでもない写真が載っていたりして、ビックリしました。
どうなったのかと、よくよく見直してみると、そもそも写真をパソコンに取り込む段階での名前の付け方に問題があり、それがあっちゃこっちゃになってしまっていた為に・・・
午前中に、小屋入り後の10日分程の「日記」を全てチェックし、写真も入れ替えました。
皆様には、不快な思いをされたことと思いますが、お許しください。
先日も、フェイスブックにみんなの写真を載せたら、バイトの男子を勝手に他人様に認証されてしまって、タグ付けになり。。。
立山ガイドで最近売り出しの若手S君が、朝日岳で私と一緒にいたことになってしまい。。。
結局、その写真は差し替えましたけど。。。。
怖い怖い、キカイはこわいです(苦笑)。
今日の、小屋周りで撮った写真。
まだまだ百花繚乱の朝日岳ではありませんが、でも岳の上でも、確実に夏はそこまで近付いてきています。
テガタチドリとハクサンチドリ
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2015/07/d20150704c.html
蓮華温泉方面「花園三角点」まで
2015-07-04
- 「花園三角点」上部付近から、「青ザク」「五輪の森」方向を見る
今日は、番頭さんのトモとぷーちゃんが、蓮華温泉方面「花園三角点」まで登山道の点検と整備に出掛けてきました。
蓮華温泉~「花園三角点」の間は、雪の心配はいりませんが、それより上部では、まだまだ雪はたっぷり残っています。
昨日今日と、蓮華温泉からのお客様がありましたが、今しばらくはアイゼン・ピッケルは必携です。
ベンガラでマーキングがしてありますから、目印を見失わないように、確実にルートファインディングをして歩いてください。
道迷いの他、滑落にも充分な注意が必要です。
「まだ雪が残っているんですか?夏道じゃないんですか?」というような感覚での登山は危険です。
北アルプスの最北端の地・朝日岳周辺には、7月中旬を過ぎても雪が残っています。
登山道の状況は、ご予約の際、また山行が近付きましたら、朝日小屋にお尋ねください。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2015/07/d20150704e.html
今シーズンからの、朝日小屋
2015-07-08
- 周辺の各山小屋さんに、掲示して頂く張り紙
つぶやき・・・
今シーズンからの、朝日小屋
1973年(昭和48年)、私が高校1年の夏、亡父が朝日小屋の管理人になりました。
2000年に亡くなるまで、父親が28年間。
2001年から私が管理人を継いで、昨シーズンで14年。
親子二代で管理人をさせて頂いて、もう42年が過ぎました。
清水ゆかりが管理人になってから15年目の今年、朝日小屋は大きな決断をしようとしています。
43年も経てば、時代が変わり、生活が変わり、人が変わり、そしてこれだけ溢れる情報が飛び交う中で、変わらないのは・・・?
変わらないこと、変えたくないこと、変えてはいけないこと、変えていかなくてはいけないこと。
様々な葛藤に思い巡らせてきた、この数年間。
大きな山小屋さんにはそれなりの、小さな山小屋には小さな山小屋なりの、それぞれの良さもあり、足りなさもあり、悩みもあり・・・。
2009年7月のトムラウシ遭難から以降、「遠くて長い山小屋」の事情は大きく変化したと思います。
そして5年間で3シーズンにも亘って繰り返された「北又林道」の通行止では、登山者の皆様に多大なご迷惑と大きな影響を及ぼしているという事実、そして小屋経営への計り知れない打撃。
悩んだ末の決断です。
賛否両論、いろいろあろうかとは思いますが、朝日小屋が、この先生き残っていくための道です。
朝日小屋は、
今シーズンから、定員を100名に改めさせて頂きます。
また、ご宿泊については、ご予約が必要です。
特に、お弁当は、到着されてからの申し込みは出来ません。
定員に達した時には、ご予約をお受けできない場合があります。
山関係者の皆様におかれましては、お知り合いの皆様に周知徹底を頂ければ、と思います。
ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。
- 標高2150mの朝日平に建つ、朝日小屋全景
- 昨秋壁紙や畳などがリフォームされ、とても綺麗になった客室
- とても築30年を経ているとは思えないのは、立地条件と合掌造りのお陰
- 食堂は、喫茶コーナーも兼ねている 山岳文庫も充実
- 二階廊下 今シーズンから、ザック置き用にラックを設けました!
- 朝日小屋では素泊まりのお客様は少ないのですが、自炊場も整っています
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2015/07/d20150708a.html