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太鼓判!!
2005-05-19
黒部五郎岳山頂より槍ヶ岳 05.5.16 photo by S
今日は、退院後2週間目の検診に行って来ました。
手術後は心配された出血もなく、腹部の変調も見られず、快食・快便・熟睡とあって、体調良好。
検診の結果、縫合部分の回復状態も良好で、「今回の病気、そして手術後については何も心配はいりません。卵巣も大丈夫ですよ。良かったですね。山での生活、頑張ってください!」と、主治医の先生の心強いお言葉を戴いてきました。
主治医の先生は、ぜひこの日記に写真を載せたいくらい、本当にチャーミングというかそんな中に凛凛しい雰囲気があって知的な、笑顔の素敵な30歳前後(?)の女医さんです。
縁あって信頼できるお医者様に巡り会え、安心して手術に臨むことが出来ました。
「5月連休明けの手術では、仕事に間に合いません!」という、何とも、病気を無視したような患者のわがままにも、キチンと耳を傾けて最善を尽くして頂きました。
もう『あの痛み』が襲って来ない、と考えただけで、気持ちはすっきりしています。
いろいろ悩んでいた時に心配した「子宮喪失感」という“不安定な要素”も、年齢的にもタイミングとしても、仕事を考えた場合にも、本当にこれで良かったと自分自身が納得できて消えていきました。
オフシーズンに余裕を持って手術しておけば良かったのかもしれませんが、シーズンに向けて「さぁ、これから頑張ろう!!」という春のこの時期だったからこそ、身体も気持ちもシャンとしたのだと思っています。
先生に「太鼓判」を押してもらって、いよいよ小屋開けに向けて、パワーアップしていきます。
頑張ります!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/05/d20050520a.html
山に行きたい!
2005-05-20
北ノ俣岳より北ア遠望 05.5.16 photo by S
山へ行きたいなぁ。
昨年10月に山を下りて来てから、いろいろなことがあって『山』へ行っていないので、かなり「消化不良」気味。。。
負釣山も南保富士も、行っていない。
白鳥山は、訓練で3月に一度登っただけ。
犬ヶ岳も行けなかった。
大地からの初雪山は、今年もぜひにと思っていただけにとても残念。
楽しみにしていた、北又の芽吹いたばかりのブナの新緑は、病院のベットの上で夢に見ただけ。
引っ越しに病気と、諸々“のっぴきならない”事情があったので、諦めてはいるのですが。
分かっているけど、でもでも、言葉に出して言ってみたかったのです。
あぁ〜、山に行きた〜〜い!!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/05/d20050521a.html
「海のウエストン祭」前夜祭
2005-05-21
親睦を深める参加者の皆さん 小野さん自宅前
明日22日は、親不知にて「海のウエストン祭」と、引き続き白鳥山の登山会が行われます。
今日21日はその前夜祭と称して、さわがに山岳会の小野 健さん宅で親しい皆さんの集まりがあり、私も顔を出させてもらいました。
栂海新道への熱い想いを語らう皆さん。
暑い暑い夏の“やぶかり”に精を出す皆さんがいらっしゃいます。
年に何度となく栂海新道を歩く方もいらっしゃいます。
小野さんの人柄に惹かれて集まる岳人がいます。
今年も、北アルプスの最北端・朝日岳から、海抜0mの日本海・親不知を目指すロマンの山旅が、多くの登山者の皆さんを待っていることでしょう。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/05/d20050522a.html
山開き登山会に向けて
2005-05-22
遭対協隊員から、ロープワークの講習を受ける
大蓮華山保勝会の「安全登山講習会」が、尾安谷周辺で行われました。
残念ながら私は参加できませんでしたが、新人のBANさんをはじめとした会員の皆さんが、遭対協救助隊の谷口隊長や大和隊員から登山技術の講習を受けたとのことです。
この講習会は、朝日岳の山開き登山会に向けて、リーダーやサブリーダーを務める保勝会の会員が、参加者の皆さんの安全を少しでもサポートできるようにと、毎年開いているものです。
なお、例年県警山岳警備隊の方々の指導を受けているのですが、新聞既報の通り今朝から入善町で発生した山菜採り2名の行方不明捜索の為、急遽平野分隊長・谷口隊員が出動となったので、会員のみの参加で行われました。(午前中、2名無事発見)
上の写真撮影は、BANさんでした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/05/d20050523a.html
朝日岳方面遭対協の訓練
2005-05-29
県警山岳警備隊員から講義を受ける 05.5.28
28日からの一泊二日の日程で、朝日岳方面遭対協の訓練が立山町千寿ヶ原の文部科学省登山研修所にて行われました。
今回は、富山県山岳連盟の訓練と日程が同じとなり、県下各山岳会からも多くの参加者がありました。
私もハーネスなど、山道具も持参して「やる気満々!」だったのですが、考えてみると、吊り上げられた時に腹部に負担が掛かるかもしれないとの判断で、残念ながら初日のクライミング及び岩壁を使った遭難者救助の訓練は断念することに。(かなり、心残りでした…)
ずっと、見学していました。
県警山岳警備隊からは、入善署の平野分隊長と谷口隊員、そして魚津署の丸山・上市署(室堂常駐隊)の山田両氏が講師となって、一日半中味の濃い研修会・訓練となりました。
久しぶりに、緊張した遭難現場の雰囲気を想定した訓練に参加し、いよいよ2週間後に迫った小屋開けに向けて、私の士気も高まってきました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/05/d20050530a.html
担がれて
2005-05-30
担いでくれる救助隊員の大変さが、身に沁みる 05.5.29
朝日岳方面遭対協の訓練。
初日は、手術後の身体を思って見学だけとなりましたが、2日目は「ゆかりちゃんがこの中で一番軽いから、やっぱり“担がれ役”やろ!」ということで、“遭難者役”をやりました。
“材木坂”を少し登って、そこから救助隊員が遭難者を背負って担ぎ下ろす訓練を行いました。
また、登山者が登山道から転落しそこから藪の中を引き上げる場合を想定して、人力のみの場合や様々な用具を使用した場合の訓練も行いました。
実は、登山道で人に背負ってもらったのは初めてでした。(搬送しているのを、横からサポートしたことはありますが)
背負われているのは、思っていたより大変です。正直言って、一歩一歩、救助隊員を信頼するしかありません。
でも、やはり背負っている隊員の方が何倍も大変なのは言うまでもありません。
山岳遭難の現場では、ヘリコプターが現場に急行し遭難者を迅速に救助することが当たり前のような時代になっていますが、全ての現場でそれが可能なわけではありません。
朝日岳のような、樹林帯が多い山岳地帯では、まだまだ人力での搬送が不可欠な場合が多くあります。また天候の急変でヘリコプターが現場に近付けない場合も多々あります。
そのために、日頃から訓練を欠かさない県警山岳警備隊や救助隊員の皆さん。
本当に頭の下がる思いです。
ちなみに、上の写真で私を担いでくれているのは、廣田和徳隊員です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/05/d20050531a.html
体重は減ったか!?
2005-06-01
県警山岳警備隊・平野分隊長に担がれる 05.5.29
手術して身体から摘出したその「モノ」は、かなりの大きさがありました。普通は鶏卵大とかこぶし程の大きさと聞いていましたが、さすがに病変した「モノ」は肥大し、グロテスクだったようです。
(手術の麻酔から覚醒しきっていない私は、意識朦朧の中でそれを確認した)
それをごっそり取り出したわけだから、体重は確実に「ン・kg」は減っているかと思っていたのですが、なかなかどうして、オカシイナァ。。。
登山道で救助隊の皆さんに担がれた時、一番気になったのは、自分の体重。
まさかとは思うけれど、万が一の時のためにも、どなた様も、本当は『適正体重』以下にしたいところですネ。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050601a.html
あっという間に、今日から6月!!
2005-06-01
技術講習をする、富山県警山岳警備隊谷口隊員 右は平野分隊長 05.5.28
モタモタしていたシーズンオフも、気が付けばあれよあれよと言う間に月日が流れ、今日から6月。
毎年毎年同じことを繰り返して、はや5回目のシーズン初めを迎えようとしています。
心境は、今年も『しばらく逢えなかった恋人に、逢いに行く前の気持ち』
ドキドキ、ワクワク、胸キュン…
元気にしてたかな…
どんな顔して逢えばいい…
何持って行ってあげる?
準備は大丈夫!?…
忘れ物はない!?…
でも、この間こんな会話がありました。
「ゆかりちゃん、もう準備は万端整ったかい!?」
「な〜ん、まだ何にも手つけてないわ。どうしよう」
「あれやろ、2学期が始まる直前の夏休み最終盤の小学生みたいなもんや。あ〜、宿題何も終わってない、どうしよう、どうしようって言いながら、なかなか手が付けられなくて、頭の中真っ白になってジタバタしている子どもみたいな…。」
見事に言い当てられましたネ(苦笑)!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/06/d20050602a.html